渋谷の道玄坂を登っていったところを横道に入っていくと、ポツンとあるラーメン屋の「喜楽」。
渋谷の老舗の人気ラーメン店で、昼時は並んでいる事もあります。
『喜楽』の外観と内観
店内は1階と2階があります。
1階はカウンター席で目の前で元気よく調理している姿が見られます。
混雑している時間帯は2階も解放され、テーブルで落ち着いて食べる事も出来ます。
この日は混雑していたので2階に案内されました。
お水は、セルフサービスになります。
卓上には、胡椒、ラー油、お酢、醤油といったオーソドックスな調味料が置かれています。
お好みでどうぞ。
卓上にメニューが置いてあるので、店員さんに注文します。
この日は、オーソドックスに「ラーメン」(850円)を注文。
「喜楽」のラーメンを喰らい尽くす!!!
渋谷の老舗「喜楽」のラーメンが着丼しました。
注文してからしばらくすると着丼。
クラシックな焦がし葱醤油ラーメンです。
チャーシューは、1枚です。
ラーメン屋で食べるオーソドックスなチャーシューがついてきます。
スープは澄んだ醤油スープです。
現代的な複雑で濃厚な味わいのスープではなく、シンプルでストレートなスープです。
シンプルといっても味が薄いとか不味いという事ではなく、きっちり旨みのある王道の醤油スープです。
どこか懐かしさすら覚えるスープで、毎日でも食べられるような味です。
麺は中太ストレートで、モチモチした食感でスープとの相性も抜群です。
「喜楽」の感想
渋谷のラーメンと言えば「喜楽」が最初に上がるほどの有名店であり老舗です。
ただ、わざわざ食べにいくラーメンではないと思います。
これはけなして言っているのではありません。
このラーメンは渋谷に住む人や通勤・通学する人が、毎日食べるためにあるラーメンだと思います。
渋谷にいま住んでいる人に寄り添う味であり、渋谷にかつていた人たちが当時を懐かしむためにあるラーメン屋だと思います。
「時代の最先端のラーメンを食べたい」「本当に美味しいラーメンを食べたい」という人にはおすすめしません。
一度食べたら病みつきになるような味ではありません。
一度食べたら他の人に言いふらしたくなるような絶品のラーメンではありません。
でも、毎日でも食べたい味であり、毎日のように食べていた人はきっと思い出と共に味わえるラーメンです。
だからこそ、渋谷に住んでいた人たちや渋谷近辺に通学・通勤していた人たちの心を捉えて離さないラーメン店なのだと思います。
渋谷に住んでいる方や、渋谷近辺に通学・通勤されている方におすすめのラーメン店です。
大井町の老舗ラーメン店である「永楽 そば店」の先代ご主人は、この「喜楽」で修行したと言われているだけあって味はかなり似ています。
ただ、「永楽 そば店」の方がスープの表面が黒くなるほど焦がし葱を入れる事、スープの味が少し濃いところが「喜楽」と違うと思います。
「喜楽」の店舗情報
店名
喜楽
住所
東京都渋谷区道玄坂2-17-6
営業時間
月、火、木~日
11:30~20:30
ランチ営業
日曜営業
定休日
水曜
渋谷の老舗「喜楽」と似た味のらーめんを食べられる店
「永楽 そば店」
大井町にある老舗の有名店です。
行列もできるほどの人気店です。
焦がし葱醤油ラーメンは「喜楽」と似た味ですが、少し違いがあり、そして「喜楽」と同じように美味しいです。
渋谷とは立地がかなり違いますが、「喜楽」のラーメンが好きな方は一度訪れるのも良いかもしれません。
「中華料理 喜楽」
渋谷の「喜楽」とは別の店として、大森にも「中華料理 喜楽」があります。
大森の老舗で立地も良く人気店です。
焦がし葱醤油ラーメンも美味しいのですが、チャーハンも美味しい店です。
地元に密着し、広告などほとんどしないのですが、常に大森の地元民でにぎわっているお店です。
「喜楽」の近くにあり、オススメのB級グルメ店
「ムルギー」
「喜楽」のすぐそばにあり、「喜楽」と同様に渋谷の老舗として長年愛され続けているのが「ムルギー」です。
独特の盛り付けがなされたカレーは、さすがと思わされる一品です。
近日、記事公開予定
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